Tuesday, February 13, 2007

『魔王』 movies

かつての日本の姿がそこにあった。
無知とは恐ろしいものだ、プロパガンダによる洗脳は逆らえないものだろうか。
今だから思えるのだが、20代まではかなり幼い考えを持っていたんだと。
忘れてはいけないこともあるだろうけど、きっと簡単に洗脳されただろう。
30代になってこんな風に考えられるようになるとは思いもよらなかった。
人より成長が遅いと自覚していはいるが焦りはない。
しかし今思えることは時代の流れがそういう風に動いてなくて良かった。
大きな流れに逆らえるぼどの力はないだろうが、盲目になることはあるまい。
20代で、もがき苦しみ悩んだ人が得れることなのかもしれない。
今の20代の子を見ているともどかしくなる。悩むことを辞めてしまっているようで。
無限の可能性と現実とのギャップ。みな苦しむことだ。
死にたい奴は死ねばイイ。だが、死は解決方法ではなく逃避だ。
生きるということの責任をとらず、逃げることを自覚して死んでもらいたい。
そして周りの人に堪え難い苦痛を強いることも忘れないで欲しい。
私は逆に強いることが出来ないから生きていると言っても過言ではない。
生きることはつらい。仏教的に考えれば少しは楽になる。生きる=修行。
そこのお前、簡単に「死ぬ」とか言うな(最近辞めたヤツが言ったのだが)。
同情して欲しいのか。同情されるほど苦痛はないよ。

それにしてもジョン・マルコヴィッチ氏は、いつも違う人に見える。
存在感のある人だなぁとつくづく思った。
作品としては、頭がクリアな時に観た方が良さそうな作品でした。

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