Monday, January 28, 2008

環境問題。

タイトルからして、仰々しいですね。最近やたらと耳にする所謂エコっていうヤツです。
これから日本は、バブルへ向かうような雰囲気がない。私はバブルを見てきました。
誕生日やクリスマスには、名のあるホテルにお泊まりしたり、
高校生のプレゼントとしては、高価なティファニーのネックレスを貰ったり、
そんな事が当たり前だった。
もともと冷めた性格なので、それはそれとして楽しんだけど、
踊らされることはなく、冷静に周りを見ていました。
その流れなのか自分探しの風潮が起こったのも記憶にある。
最近問題になった製紙会社の再生紙使用比率偽造の件でいえば、
偽証したって意味ではダメなんだけど、再生紙を利用するのに3倍のエネルギーが
消費されるってことを値段に反映してしまえばよかったのにって思います。
勿論企業努力として3倍から2倍になるような取り組みをしているだろうし、
今は3倍の値段がしてもそれが2倍1倍となっていけるようにしては欲しい。
だから今は50円切手はがきは、新品の紙のは50円で、再生紙で出来たはがきは、
3倍にすればイイのにって思います。今は贅沢品なのです、エコってものは。
こう列ねているとエコ反対派だと思われるかもしれませんが、そうではないのです。
日本人には、分かりやすい話だとは思いますが、
古来から日本には八百万の神っていう考え方があるように、ものを大切にする文化があるのです。
それと共に木の文化もあるのです。
全てに感謝をし、ものを大切にして、そして朽ちていく時にまた感謝。
なのにここ最近の風潮は如何なものか。意識中心主義といいますか、農耕民族のせいか、
そういうものにとらわれ過ぎ。たしかに産業革命からCo2が増えたことは確かでしょう。
無駄なものは減らしましょうっていうぐらいの気持ち、大切にする。
それぐらいにしませんか? あまり騒ぎ立てるから今年だけでも1〜2割物価が高騰するでしょう。
儲かるのは、商事会社やゴア元副大統領のような富裕層だけですよ。
日本にいる限りでも、貧困とまではいかないが苦しくなるのは必定です。
事務所もギリギリなのに今年だけでもなんとか1〜2割売り上げを伸ばさないと...(涙)。
ましてや途上国といわれる本当の意味で貧困な人たちが、もっと貧困になってしまう。
自然ってもっと偉大だし、素晴らしいからこそ、大切にしたい気持ちは分かる。
だけど、ヒステリックになるのは如何なものか。
それですら私は人間のエゴに見える。急速の変化はバランスを崩すから、
100年ぐらいの気持ちで、元に近づけましょうよ。
かわいそうなことに今20代の子は、ゆとり教育やらなんちゃらで、骨抜きにされていますが、
これは政府のせいなので彼らを責めるつもりはありません。
全員ではないでしょう。これからは君たちの時代なのに、すぐ限界を決めちゃうからなぁ。
まだあきらめてはいけないと思いつつ、ものを作り出す者としては、その程度ではいい物も作れない。
世間という枠組みから離れるって事は、容易ではない。けど、楽しいぞ〜。
それに狭き門だろう、だからチャンスを与えたいと思っている。
大きな企業では、やる気のない若者でさえマニュアル通りに動かせれば
人手不足だから今のところ問題はないだろうけど、うちのような零細企業では大きく左右される。
だからやる気のない人は、雇いたくない。だから外国の人などの受け入れとかも考える。
これから日本はもっとグローバル化されていくだろうから、頑張らないとバブル世代が味わったことが
バブルとは関係なくやってくる時代に突入していくだろう。
もっと世界を広く観てみませんか? 古いものを見直すって風潮と共に、
昭和のおっちゃん達が、頑張ってきたことも見直さないと、
これから日本はアメリカみたいになっちゃうよ。貧富の差が拡大するだけ。
職人さんとアーティストについては、また別の時に話しますが、
限界を決めるってことは、もったいないない。可能性すらなしにしてしまう行為だと思う。
石の文化の人たちとは違うやり方でいいのではないでしょうか?
ま、今のところの考えのまとめなので、
変化はするかもってな具合に気楽によんでいただけたらなぁと思います。
まとめるのは、やはり下手。だからライターにはならないんだけ、
もうちょっと文章力が付かないものか。日比精進あるのみ。
今日はこの辺で、おしまいにします。

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