尊厳死と自殺、そして生について、今一歩立ち止まって考えさせられる作品です。
難しい、考えれば考える程、難しい。
こういうものは、答えがひとつにならないから難しい。
受け止め方ひとつで、作品に対する感想が分かれるんだろうな〜。
私にとって意味のある映画のひとつになる作品だろう。
最近やたらと生死について考えさせられる日々が続いているので、
現実逃避だとくぐられると、悲しい気もするが、
主人公がするような、恋愛的なのはあんまりないのだが、イメージの中で楽しむ。
だからひとりでいるのは、辛くはない。こうまで断言するとおかしいなぁ。
ん〜なんていうか、大丈夫って感じ。
音楽、映画や本というものは、その中に入って考えさせられたり、楽しんだり、悲しんだり、
そういう感情の全てが詰まっていて好き。
簡単にいえば、人見知りなんだけど人間が好きになんだね。
この作品でいえば、今のところ言えるのは、自分のエゴに過ぎないのを分かって言いますが、
最近よく思い出される友達の自殺。
自分は楽になるのだろうけど、残された者として時間が経とうが未だにつらい。
一生下ろすことの出来ない十字架を担いでいる感じです。
忘れたいと思って必死にやってきましたが、また思い出す。
だから自殺は良くない。そう思いませんか?
だって大切に思う人が、苦しむんですよ、絶対。そんな思いをさせたくないでしょ。
自分のためじゃなく、辛いなら人のために生きればいい。
これも間違った方にしまわないように、ちゃんと考えなきゃいけないんだけど。
96歳になる祖母は、病気で亡くなった叔母の死を年のせいでもあるけど、
未だに受け入れない。祖父の死は、大丈夫だったんだけね。
だから未だに形見分けすら出来ない。子が親より先に死んではいけない。
考えれば考える程、難しい。死が訪れる時には、理解できればいいなぁ。
尊厳死、今まで深くは考えてこなかった。
答えが出るのは、いつのことやら、やれやれ。
今日は、この辺で、考えたい人には、イイ作品ですよ。
作品の結末が、絶対になってしまうとダメだから、
難しいことを考えるのが苦手な人は、不向きな作品でした。
監督:アレハンドロ・アメナーバル
出演者:ハビエル・バルデム、 ベレン・ルエダ、 ロラ・ドゥエニャス、 マベル・リベラ
収録時間:121分
レンタル開始日:2005-10-05
Story
『オープン・ユア・アイズ』のアレハンドロ・アメナーバル監督によるドラマ。四肢麻痺の障害を持つ主人公の男性が、尊厳死という魂の解放を求めて繰り広げる“闘い”を描く。2005年アカデミー賞外国語映画賞ほか、多数の映画賞を受賞。PG-12作品。 (詳細はこちら)
『オープン・ユア・アイズ』のアレハンドロ・アメナーバル監督によるドラマ。四肢麻痺の障害を持つ主人公の男性が、尊厳死という魂の解放を求めて繰り広げる“闘い”を描く。2005年アカデミー賞外国語映画賞ほか、多数の映画賞を受賞。PG-12作品。 (詳細はこちら)
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